世界で注目されているビッグデータ・RPAの活用

ビッグデータの活用は、世界で注目されています。

特に米国では、国が大々的に支援し、次々に各分野の企業での実例を生み出しています。

ビッグデータの実用には、RPA(ロボットによる業務自動化)が組み込まれるケースが多いです。

なぜなら、ビッグデータを分析した結果を自動化して実行するロボットが存在してこそ、迅速かつ正確なオペレーションが完成するからです。

今回は、世界で広がるビッグデータとRPAの活用についてご紹介します。

■世界で広がるビッグデータの街「スマートシティ」構想

近年、世界各国で「スマートシティ」と呼ばれる街が開発されています。

「スマートシティ」とは、水道、電気、交通などの街を構成する様々なインフラを、巨大な1つのネットワークで管理する構想のことを指します。

「街そのものがインターネット化する」と考えると分かりやすいかと思います。

このスマートシティは、人々の暮らしから得たビッグデータを集約した上で、街の活性化に繋げていきます。

スマートシティを作るためには、国の投資が不可欠です。

現状、中国と米国はその関心が強く、自動運転や再生可能エネルギーの活用などを含め、大々的な都市開発を行っています。

スマートシティが運用されることで、無駄なエネルギー消費や排出され続けるゴミ問題などを一括して解決できる可能性があります。

これまで、様々な環境問題や事故は、国民による個別管理が原因で起こっているものでした。

それを、国がデータとともに管理・マネージメントすることで、減少させることができるのです。

こういった構想は、少し考えれば分かることでも、実現はできませんでした。

都市1つの管理にはあまりにも多くのデータや事象が存在し、なおかつそれを運用しようとした場合、人間の管理では限界がありました。

この問題を解決する手段として、ビッグデータやRPAが活用されているのです。

国を挙げた都市開発そのものに対する新技術の活用は、今後も運用効果や問題点とともに多くの国で事例が発表されることでしょう。

■英国の医療ビッグデータ戦略

英国では、医療分野におけるビッグデータの活用を推進しています。

医療は莫大な数の患者のデータに基づき、適切な対応を判断していく、まさにビッグデータの活用に適した領域です。

一方、ビッグデータの利用で大きな課題となるのが、個人情報です。

医療分野のデータの先には、患者個人がいます。個々人のプライバシーを守った上での情報開示と活用ができるシステムが、医療におけるビッグデータ活用には必要でした。

英国では、国でこのビッグデータの活用方法や注意事項についての指針を出しています。

例えば、ビッグデータで管理されている記録は医療目的にのみ使用されることを条件に開示が可能であるという条件や、個人データの共有に対する患者の選択権などが与えられています。

このように、英国では「クラウドファースト」という考え方が浸透しており、国民が持つ情報や記録のクラウド管理を促進しています。

同時に、サイバーセキュリティに対する長期プランも進んでおり、2021年を目処に、英国におけるクラウド管理の地盤は築かれる予定です。

医療分野におけるビッグデータの活用は、人々の健康管理や生命維持にも繋がる貴重なケースです。

国を挙げてのビッグデータの活用がどのような結果を生み出すか、ますます期待が高まります。

■スポーツ業界でのビッグデータ活用

ビッグデータの活用が進んでいる分野として、スポーツ業界が挙げられます。

様々な競技において、選手たちの健康状態、食生活、トレーニング方法などのデータが取られており、そのデータを多視点から分析することによって「勝利」や「記録更新」などの目的に対する最適解を得ていきます。

そのプロセスで、選手のデータ分析にRPAやAIのシステムを駆使することで、トレーナーが「選手との関係性構築」と「メンタルへのアプローチ」に専念できる環境を築いているのです。

これは、選手のフィジカルな能力とは違った勝敗の軸が生まれつつあることを示唆します。

すなわち、「ビッグデータの活用方法やRPAのシステム運用が優れている国であればあるほど、選手たちのポテンシャルを高めることができる」ということです。

オリンピックなどの国際的大会において、ビッグデータ活用に対する国の取り組みの差が如実に出たとすれば、興味深い結果と言えるでしょう。

それは、スポーツにITという新しい評価軸が増える時代の到来と考えることができるからです。

■国際的に浸透するビッグデータとRPAの活用

このように、世界各国でビッグデータの活用事例が広がりつつあります。

残念ながら、日本は世界各国のビッグデータへの取り組みと比較すると、大きく遅れを取っている状態です。

今後、様々な分野でRPAやビッグデータを上手に利用した企業・個人が勝る時代が訪れます。

様々な事例と課題を観察しながら、我々にできる適応方法を模索することが、今できる対応と言えるでしょう。

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