RPA導入で働き方改革を加速!導入メリット・デメリットをおさらい

RPA(ロボットによる業務自動化)は、働き方改革の要として注目を集める考え方です。

導入方法は各企業によって最適化されるため、自社での導入を検討している方はRPAのポイントを確認したいのではないでしょうか。

そこで今回は、RPA導入によるメリット・デメリットをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

■RPA導入による業務効率化と人的コストの削減

RPAは、ある程度マニュアル化可能な業務に対して適応することが可能です。

たとえば、書類整理や管理は一定のルールが存在するはずです。

ルールが存在するということは、そのルール通りに業務を実行できるロボットでも業務代替が可能ということです。

RPAを導入することによって、単純作業に奪われていた人的コストを削減することができます。

RPA導入は、平均して5名程度の人員と同等の働きをすると言われています。導入事例によって差がありますが、企業運用には少なからず反復に近い業務が発生するものです。

長期的な視野で計算したとき、この反復作業にかける人員の手間と時間は大きなものとなるでしょう。

RPAを導入しようとすると、業務プロセスを単純化する必要があります。

最適なRPAのあり方を模索するためには、業務内容を分析し、それに携わっているスタッフの工程を見直す過程が生じます。

この工程が、作業効率化を進める要因となります。複雑化したプロセスは、無駄な手間を増やす原因です。

■RPAの正確性と継続性

RPAは、与えられたオーダーに対する正確性は人間に勝ります。

また、ストレスや身体的疲労など、ミスを誘発する蓄積型の要因も存在しません。したがって、正確性を継続することができるのです。

また、先に述べた蓄積型の要因がないため、仕事をリタイアすることもありません。

企業側が望んでいなかった早期退職による、人手不足や人材採用のコストをも削減することができるのです。

RPA導入によって正確性を増すのは、RPAを導入した工程だけではありません。

これにより、単純作業から開放された社員の労働時間には余白が生まれます。

この余白を活かして、人間のスタッフはRPAが担当できない業務を促進することができるでしょう。

RPAのもたらす成果は、最後に人が確認すべきケースが多いです。

完璧な業務をRPAが遂行するためには、RPAにオーダーする人間による、細かな軌道修正が必要です。

これも、RPA導入によって綿密に時間をかけて行える業務の一つです。

RPA導入によって業務のイレギュラーを減らせることが、企業にとって最も働き方改革につながるポイントです。

イレギュラーへの対応ほど、リスクが大きく時間のかかるものだからです。

■RPA導入で背負うべきリスク

働き方改革に直結する技術として注目されるRPAですが、導入に際してのリスクもあります。

RPAは、業務の自動化を促進するため、人が理解していない業務が発生することになります。

RPA導入当初に携わった人員であればその業務に対して理解をしていますが、長期的に見たときロボットが何を担っているかを正確に引き継いでいくのは難しいものです。

こういった業務のブラックボックス化が、後の会社運用に大きく関わる可能性があることを忘れてはいけません。

RPAの業務内容について、常に共有を心がけていくことが必要でしょう。

また、同じRPAでも自己学習能力の有無によって業務プロセスとの適合性は大きく異なります。

イレギュラーの存在しない単純作業であればAI(人工知能)の搭載されていないRPAでも業務自動化が可能ですが、ほとんどの業務は「もっとこうすれば良い」という学習に基づいた発案を要します。

こうした学習に基づいた業務改善は、AIによるサポートが必要です。

RPAに効率的に作業させるためには、初期投資の段階でこうした想定を綿密に行いましょう。

■RPA導入検討のポイント

働き方改革に大きな影響を与えるRPAには、メリット・デメリット双方が存在します。RPAを自社で導入する際には、それぞれの要点と、自社でRPAを導入したい業務の整合性を分析すると良いでしょう。

「RPAは何でもできる」と誤解している方もいますが、RPAができることはあくまで人員の業務のサポートです。

一部の業務をロボットに委託することで、無駄な工数を削減することが導入の目的です。

したがって、人間の代わりになる存在と定義するものではありません。

その点をふまえ、RPAにサポートさせるのはどの業務が良いのか、今一度自社の業務を振り返り、分析してください。

この工程は、最終的にRPA導入を断念したとしても、自社に良い効果をもたらすことでしょう。

設立後年数を経た企業であればあるほど、重なる単純作業やイレギュラーへの対応の末、無駄が多くなりブラックボックス化した業務はあるものです。

そうした業務は、携わる人員のモチベーション低下にもつながり、会社そのものに見えない打撃を与えています。

これらを透明化し、単純化することは、RPA導入のために必要不可欠です。

RPA導入を志すことで、企業内部のクリーンアップを実現できることが、導入準備の最大の利点と言えます。

RPAを導入しようか悩んでいる企業の方は、こうしたRPAへの投資によって得られるメリットも考慮した上で、検討してみてください。

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